永遠に語られるぎっくり腰


ちょうど1週間前の朝。妻がぎっくり腰になった。やっちゃったかも、と言って仁王立ちしているその様子は、まさに、ぎっくり腰になった人の立ち方そのもの。

私は数年間整体師として勤め、これまでぎっくり腰になった多くの人に出会ってきた。だからこそ妻がマッサージしてよ…、と懇願してもその期待に応えることができなかった。

人は痛いところをマッサージしてもらいたいと思うものだが、ぎっくり腰になると腰の周りは炎症が起きている状態。だからこそ、マッサージして圧をかけていくということは逆効果になりかねない。

マッサージができない理由を説明し、じゃあさ、ワークファイブをしてみようよ、と妻に言ってみた。依然としてマッサージをしてもらいたそうな面持ちで、乗り気じゃない妻。

ちなみにワークファイブとは、らいおんハートで開発したエネルギー療法の一つである。偶然にもその日の午前中、このワークファイブの授業を行なっていた。

授業の流れの中で生徒さんに施術の手本を見せることになったとき。「そうだ、妻にモニターになってもらおう!」とひらめいた。

早速妻のもとに向かうと、妻は自分なりにぎっくり腰になった理由を自分の体に問いかけ、答えとなるものをメモしていた。

なんともこの素晴らしい光景!
そう、そうなんだよ!!

ぎっくり腰になったことにも必ず理由がある。まずはそこを知ることが何より大事なのだ。そのことを自分で受け入れられるようになると、体の症状というものは速やかに快方へと向かう。

その段階を踏んだうえで、私は、生徒さんの前でぎっくり腰へのワークファイブを妻に行なった。施術を見学していた生徒さんは、エネルギーの動きを体感してくれたようだった。

ワークファイブというエネルギーは、その場限りではなく、あとからじわじわ効いてくる。様子を見ながら、次の日にはワークファイブとは少し違うエネルギーワークを行ない、その次の日には、もう一度ワークファイブを時間をかけて行なってみた。

通常ぎっくり腰になると、少なくとも2週間は安静にしていなければならない。
していなければならないと言うよりも、実際には動けない状態になってしまう。
あの激痛は、と言いたいところだが、実際に私はぎっくり腰になったことがない。
しかし、これまで何人もの人を見てきて、あれは激痛に違いないとその痛みを知っているかのようにもなっている。

そして、ぎっくり腰になった妻はと言えば、3日目には痛みがかなり引いており、電車に乗って丸一日かけて用事を済ますことができるようになっていた。だからといって、ぎっくり腰はなめてはいけない。

妻はぎっくり腰になったのがはじめてで、ぎっくり腰はこんなもんかと思ってもらいたくなかった。
「普通はね、ぎっくり腰になると1ヵ月も動けなくなる人もいるんだよ」とか「2、3週間も動けないのが当たり前なんだよ」と言って何度も無理をしないように伝えていた私。

さまざまな効果が重なって、おそらく6日目くらいには完治しているだろうとふんでいたが、妻に聞いてみると、実際に完治しているようだった。ぎっくり腰といっても程度があり、一概には言えないが、今回のちょっとした騒動も私には良い体験となった。

なんといっても大切なことは、まずは自分の体に耳を傾けること。痛みを通して教えてくれていることを自分で理解できればできるほど、痛みが引いていくスピードは格段に上がるものである。そしてこのエネルギーワークの作用性の高さも思い知ることができた。

ぎっくり腰になった人でしかわからない痛み。その痛みが教えてくれるものとは一体何なのか?

腰に限っては、その抱え込める用量から言えば、相当のため込んできた要素があるはず。痛みとして実感することをくり返すか。それとも、永遠とも思えるくらいにため込んできたものを一つひとつ理解していくのか。

答えは2つに1つではないかもしれないが、痛みが早く引いて楽しいことをできたほうがいいんじゃないかなぁと、個人的には思っている今日この頃である。


2020年03月14日

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