今週の長い旅、夏を前に。

あるとき私の内側に響いてきた言葉、「レザン」。
どんな意味だろう? とレザンの意味を調べてみると、「レーズン」という意味で、この言葉から私が結果的にたどり着いたのは、レーズンから「酵母」を作るということだった。

思い出せば、その頃からこの時期になると、梅干しや梅ジャム、梅ジュースに梅酒を毎年作ってきた。

毎年梅を買うのは、決まって越生の自然農家さん。
今年は、雨や気候の関係で、いつもより大きめのしっかりした梅ができたらしい。
梅の時期を心待ちにしていた私は、今年は5キロ分を自分のために買ってきた。

一昨日は梅ジャムを作った。下処理をしたあと、一度凍らせた梅に砂糖をまぶし、煮詰めながら梅の種を取り出していく。砂糖の量は甘くなりすぎず、梅の酸味が出すぎないくらいに調節する。

次の日、梅ジャムをぬったパンをひと口食べたときに、思ったこと。
「あー、もう夏が来ても大丈夫」

私がこの時期に梅を使っていろいろ作るのは、夏に向かうこの時期は身体の調子が変化していくから、それを補うためである。

梅を買いに行ったときに梅農家さんに教えてもらった梅ジュースの作り方は、簡単に下処理をして、炊飯器に梅を入れて、適量の砂糖をまぶし、7時間保温をしておくだけ。それだけで梅ジュースができるとともに、砂糖漬けになった梅も美味しく食べることができるという。

ここ数日は夕食時に、梅ジュースにふっくらと柔らかくなった梅を一個入れて、焼酎で割って飲んでいる。
香りといい、酸味といい、甘みまでもが本当に絶妙だ。

そして今日は、梅干し作りに着手する。
黄色く熟してきた梅を、塩漬けにしていく。そして7月の後半、日差しが強くなった頃、梅を三日三晩、裏返しながら干していく。塩漬けにしていくときの塩の量は、梅干しが、からくなりすぎないように、そして漬けている間にカビが生えないように、ギリギリの量に抑える。こうしてできあがる梅干しは本当においしい。

今週の長い旅は、梅干の塩漬けで完了する。
ちなみに、わたしの妻は、梅が苦手で昨年までは梅ジュースさえも飲んでくれなかったが、今年作った梅ジュースは、香りがしみ込んでいてすごく美味しい!といって飲んでくれている。

夏の始まりには欠かせない、私にとっての梅作業、今回はさらに楽しいものになった。


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