「40代50代で結婚しない人が増えているのはなんでだろう?」

まだ桜が咲く前のころ、二人でドライブをしているとき、助手席に座ってる妻が言いました。
「40代50代で結婚しない人が増えているのはなんでだろう?」
ブライダル関連の看板が続けて目に飛び込んできて、自然とそのような疑問を感じたようです。

妻のその言葉をきっかけとして、私は自分の内側に向けて、「結婚しない人が増えているのはなぜだろう?」と問いかけてみました。

私が捉えたのは4つのポイント。

・自分がそれを求めていない。
・求めていたとしても思うように自分を表現できない。
・結婚するタイミングを逃してしまう。
・結婚しない人生を選んでいる。

(決してこれだけが正解というわけでもなくて、人よって捉え方がさまざまあるかと思います)

それではここから、私の体験をふまえ、結婚に対する案内を少ししてみます。

10数年ほど前に、カウンセリングを受けに来た女性がいました。
相談内容は、「結婚したいのだけれど、どうしたら良いか?」。今でもよく覚えているのですが、その方にお伝えした主なポイントは、「お母さんとの会話をよくすること」でした。

自分が結婚したいのに、なぜ、わざわざお母さんと会話をする必要があるのか。実はこのポイント、私自身にも当てはまっていました。(もし自分の良さに気づくことが難しかったら、まずは自分のお母さんに対して、自分がどのような印象を持っているか。このテーマをよく捉えてみると良いかもしれません。)

出会うはずのパートナーがいるということを、私は30代の後半になって心の中で強く感じるようになりました。
以前に、わりと長い期間付き合っていた女性は同じタイプの人であり、私自身、大変な思いをすることをかなり多くありました。結局は、別れることになるのですが、30代後半になったころ、なぜ同じことをくり返す(同じタイプの人と付き合うことになる)のだろう? と原因を探るようになりました。

その当時、自問自答をくり返す中でたどり着いたのは、「母親に対して抱いている印象に大きな問題がある」ということでした。

母は、実の母と一緒に過ごすことができずにつらい幼少期を過ごしました。私は子どものころから、母から母自身の幼少期の話を聞いていましたから、心のどこかで「母はかわいそうな人」という印象を抱いていたのです。

実際に私がお付き合いをしていた人は、私にとって「かわいそう、なんとかしてあげなきゃ」と思う人でした。私が母に抱いていた印象と、同じような人と深くお付き合いをするようになっていたことに気づいたときは、頭を抱えてしまうかのような気持ちになったのを覚えています。

そのことに気づいた私は、母の素晴らしいところに意識を向けるようになっていきました。つらく大変なことがあったにもかかわらず、愛情深く育ててくれた母の芯の強さ。このポイントに意識を定めていくことができたとき、私の母に対する見方は大きく変換されました。

私が、今結婚しているパートナーと出会ったのは、母に対する見方が変化してから1〜2年後のことです。このように、私が10年前に、ある女性に向けてカウンセリングした内容は、男性と女性の違いはあっても、同様に私に活かされる内容でもあったのです。

私が男として持つ、自分の母親に対する印象は、女性に対しての一つの見方であり、それが自分がパートナーとして引き寄せる女性と深く似通っていたのです。
女性の場合は、もし自分の母親に対して、低くとらえるところがあったとしたら、もしかしたら、自分自身に対しても同じように低く捉えてるところがあるかもしれません。

大切なのは、自分自身に対してどういう印象を持っているか、ということです。このポイントに気づいていくのは、最初はなかなか難しいかもしれません。そのため、まずは自分の母親に対してどのような印象を持っているか、ふり返ってみると良いかと思います。

両親は自分の人生を進むための地図になってくれる

両親というのは、子どもにとっては非常に存在価値が高く、自分に必要なことや見直すポイントを見せてくれることがあります。今、人生の中で、仕事や恋愛、結婚など、何かスムーズにいかないことがある場合は、両親との関係性を見直すことが大きな助けとなることがあります。

その理由は、両親と関係性をふり返ってみることにより、今抱えている問題に対して、何かしらの解決策になることや、修正ポイントを見いだせることがあるからです。

私の場合、望んでいた結婚をできたのですが、その後も必要に応じて自分自身を見直すことは継続しています。両親との関係性を通して自分自身を磨き、そして、結婚後はパートナーを通して自分自身を見つめていくようになっています。

話が長くなりましたが、少し整理して終わりたいと思います。

まず、大切なことは、自分を低く見ないこと。
そして、自分の良いところを知って、それを受け入れていくことです。
簡単ではありますが、もしこれを心からできたならば、現実にも変化が現れてくるでしょう。

基本は自分の内側の意識です。自分自身のことをどのように捉えているかが、まずは大切だと思います。それが出会う人とのきっかけを作っていきます。そのためには、自分自身を知り、肯定的に捉えられるようになることが大切です。これには、両親をどのように捉えているか、または両親との関係性を見直していくことが、大きな助けになります。

女性の場合、母親に対して抱いている印象は、普段から自分自身に対して抱いている印象や肯定感に深いかかわりがあります。男性の場合、自分の母親に対して抱いている印象が、自分が引き寄せるパートナーと関連していることがあります。

ここでは、「母親に対して抱いている印象」をテーマに案内を進めてきました。
また、母親との関係性(取り残されている過去の感情的な問題)は、男女間に浮かび上がる問題にも深く関わりがあります。この点に関しては、また別の機会に案内をしていこうと思います。

付け足しとして、最後に大切なポイントを案内します。
結婚後も自分を深く見直していった結果、たどりついた答え。それは、「自分の内側の奥深くにあった心の傷が、本来のパートナーではない女性を引き寄せていた」ということです。これは私の子どものころに抱えていた心の傷と深く関わっていました。自分の中の癒えていない心の傷が、同じような心の傷を抱えている人を引き寄せていたのです。そして、わざわざ困難な状況を、日常生活の中に自分が作り出していたことに気づいたのです。

しかし大切なことは、大変と思えるような体験があったからこそ、その事象を通して、自分自身を見直すことができたということです。一つ一つの体験や出会いに無駄なことはなく、すべてが自分自身を成長させてくれる貴重なものだと思います。あとになってから気づけたことですが、今では、その過去の体験に感謝をしています。

私自身、最後に案内した内容にたどり着くまでには時間がかかりました。今日の内容の中で参考になることがありましたら、うれしく思います。最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。

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