産前産後のうつ、生理痛、更年期の症状などに対処していくための手法

このページでは、女性に現れる各種症状に焦点を当てて、以下の内容を案内します。

  1. 症状が現れる理由
  2. 対処していくための手法
  3. 結果として現れてくる有意義な人生について

私は、これまでに数多くの女性をカウンセリングや整体、各種の講習を通して案内してきました。そして、胸の周辺や子宮、卵巣になぜ症状が現れやすいのか、また妊娠後のつわりや重い各症状、産前産後のうつの症状がなぜ現れるのかを研究してきました。このページで案内している内容はすべて、私自身が研究、開発、体験してきた内容に基づいています。

症状が現れる理由

最初にお伝えしたいのは、各種の症状は、過去から抱いてきたあらゆる感情が主要な要因となっているということです。心苦しさ、悩み、不安、怒りなど、内側に潜んでいたものが、日常の機会を通して浮上してきているのです。下の図を参考にしてください。

図1

一回一回浮かび上がる気持ちは、たいしたものではないかもしれませんが、上の図では、それが少しずつ積み重なり「A」「B」のように形態化(形を帯びるような感じ)していく様子を表しています。

抱いた感情について

他のページでも詳しく案内していますが、内側で抱く「意識」は、瞬時にエネルギ―となり体内に発生します。ここではネガティブな気持ちや感情に焦点をあてています。それらが体内でどのように発生し、積み重なっていくのか、アルミホイルの例を用いて案内を重ねます。

たとえば、「嫌だ」「むかつく」と思った瞬間に、アルミホイルをクシャっとさせたような、意識によるエネルギーが体内に発生します。同様の意識の使い方をくり返していくと、クシャっとさせたアルミホイルがどんどん一つの所に積み重なっていくような感じになります(図1の潜在意識の部分を参照)。
クシャっとなったアルミホイルを手で押さえながら重ねていくと、少しずつ固くなっていく様子をイメージできると思いますが、私たちが普段何気なく内側で体感している負の感情も、実は、同じように押し込まれていき、形を帯びていく性質があります。それはある意味、強い磁力をもったエネルギーのような状態です。

立ち止まることが大切だから

今まで私がおこなってきたカウンセリングでは、たとえば、このような方がいました。女性の上司とうまくいかない、相手の嫌な点が気になって仕方がない、どうしたらいいか相談をしたい、と。
実際にカウンセリングで私が主に使っている手法は、自分のハートに意識を合わせていき、相手の情報を読み取るという手法です。

なぜこの手法を使えるのかを知りたい方は以下のページを参考にしてください。
:個人カウンセリング・各種セラピー  
:ハートとは

私のハートを通して捉えられたものは、相談者の股関節周辺にある、図1で示したような少し形を帯びたものでした。さらに観察を続けると、それが幼少期の頃のナイーブな感情であることがわかりました。
私が捉えたものをそのままお伝えすると、その方は、子どもの頃、お母さんへのちょっとした怒りを感じることがたびたびあったと話してくれました。結局、お母さんに対して抱いていた当時の感情を捉えてあげることが大切であったために、上司を通して今の現象が引き起こされていた、ということがわかったのです。股関節に痛みを感じることは、時々あったようで、それ自体がその方へのサインになっていたのかと思います。

このように、私たちの日常では、各症状が現れたり、日常がうまくいかなくなったり、さまざまな現象が起こります。大切なのは、自分の中でサインが現れたときに立ち止まることです。なぜなら、自分の内側にいる本来の自分自身が、それを知らせているからです。起きている現象を通して自分を見つめることによって、より自分らしい人生を歩んでいけるからと。
この原理に関する詳細は、以下のページを参考にしてください。
:本来の自分自身との対話:人生の答えを得ていくために

サインは大きくなる

今の時代は、簡単に立ち止まることができないくらいにスピードアップしている部分もありますが、あえて時間をとる、休む、そして自分を見つめるということは非常に大切です。

内側で体感する各種の症状や、日常で起こる不快感を抱くような現象を見過ごしていると、そのサインは、時を経て少しずつ大きくなっていくでしょう。人によっては、大きな失敗をする、病気をするなど、あるかもしれません。
しかし、それはそれで仕方のないことでもあります。失敗したり 病気になったりすることが悪いことだと私は思いません。大切なのは、そこから気づきを得て、自分の内側(考え方や捉え方など)を修正していくことだと思います。

見直すことが大切だからこそ現象は起こる

ここで大切なポイントをお伝えします。
内側に潜んでいる過去のネガティブな感情は、実は、大人になった自分の意識の使い方(価値観など)に深く影響を与えています。図1の潜在意識の底の方に沈んでいる、形を帯びているような古い意識が、現在の自分の意識のベースになっていることが多くあるのです。たとえば、否定的な見方をする、不安になりやすい、犠牲的な意識が強い、自分の本心をなかなか伝えられない、など。

だからこそ、現象は起こります。
自分の古い価値観を変えていくことを本人自身が奥深くで望んでいるからこそ、必然と言えるかのように、各症状が現れたり、感情が浮上したり、見直すことが必要な現象が起こるのです。

人の言動が妙に気になる、何かに不安になる、または自分の内側で諸反応が起こるのは、ナイーブな心の傷が浮上しているからこそです。この場合、夫婦、親子、職場など身近にいる人が、ネガティブな感情を引きだす役割をしてくれます。

このときに大切なのは、その浮上した感情の原因を見つめることです。しかし、これは簡単なことではありません。感情が浮上しているときは、不快(比重の重い)なエネルギーが体内に現れているため、落ち着いて自分をふり返るなんて容易にはできないのです。それどころか、感情を逆なでされたような気分になり、相手を責めてしまうことが多くあるかと思います。

図2


基本的には、感情的に反応する原因が自分の内側(潜在意識)になければ、怒りや、悲しみなど反応は起こらないものです。

だからこそ、諸反応を自分の内側で捉えたときは、その部分に潜む問題点を見つめることが大切なのです。これは、業績不振、ケガ、人間関係の悪化が起きたときにも同じ原理が当てはまります。自分にとって見直すことが必要だからこそ、日常ではあらゆる現象が起こります。

対処していくための手法

さて、ここで対処法の話になります。
前置きが長かったですが、手法はいたってシンプルです。何かしらの問題、感情の浮上などが起きたときに、私がまず基本として案内しているのはこの3つです。

基本の手法

  1. 自分の内面を落ち着かせるため「ハートの呼吸法」をする
  2. 必要に応じて、自分の内側で「問いかけ」をする
    「なぜ症状が現れているのか?」
    「なんでこんなに不安なのか?」
    「スランプの原因は何か?」など

  3. 答えを内側で得る、もしくは、呼吸法をしばらく続ける

※この手法は、基礎クラスで習得できます。

簡単な問題であれば、この手順をくり返していくことで、問題の解消につながります。

しかし、このページのテーマは、とくに対処することが難しい各種症状に対してです。私は女性ではありませんが、今までのカウンセリングや各講習の案内、もしくは私の妻の様子をみる、または実際にかかわることによって、(女性が)各症状に対処することの大変さを捉えてきました。

女性はとくに、ナイーブな気持ちやつらい感情などを抱くと、それが子宮や卵巣、胸の周辺などにたまっていくケースが多いようです。だからこそ、それらの部位に症状が現れるのだと私は捉えています。

妻とともに積み重ねた私の体験

私が妻と一緒に暮らすようになった当時、こんなことがありました。
生理痛がひどくなり、お腹を抱え膝をついて苦しんでいる妻のもとへ、私は近づきました。その妻の姿をみて、私はどのように行動をとるか、一瞬迷いました。私が作り上げてきた手法を実践するように言うのか、生理痛に効く薬を買いにドラッグストアへ行くのか(ちょうど薬が手元になかったため)。
私は、この尋常ではないような痛みを抱えている状態で、妻が呼吸法を実践することなど無理だと悟り、もちろんドラックストアに薬を買いに行ったのですが、その体験は私に非常に大きなことを教えてくれました。
落ち着きを取り戻した妻に、彼女にとっての生理痛はどれくらいの痛みなのか聞いてみたのですが、「死にたいくらいの痛み」という返答は、私にとって想像をはるかに超えるものでした。

私は、このような体験を通して、女性の身体に現れる症状はそれぐらいにつらいものなのだと捉えられるようになり、さらに研究の励みにしてきました。妊娠から産後まで、もしくは更年期に現れる諸症状にも同様のことが言えるかと思います。

そして、現在の妻はどうかというと、子宮や卵巣に埋もれていた一つ一つの感情と日々向き合い、呼吸法ワークを実践してきたことにより、生理痛は、以前とは比べ物にならないくらいに改善しています。

これがどれだけ大きいことなのか、本人が一番その価値を感じていると思います。実際には、他の人にとっても同様に、痛みや症状が改善するだけでなく、多くの副産物(良い結果)が現れます。

まずは一つ目の結果。それは、大きな症状(病状)が表出する前に、その要因となるものを解(溶)かすことができる、ということです。下の図をご覧ください。

図3

図1と見比べてもらいたいのですが、図3の状態は、現象として日常で起こることを通して、自分をみつめ直し、症状のある箇所に対して必要なワークを日々くり返した結果、体内でどのようになっていくかを図式化しています。

しかし、前述したアルミホイルの例のように固くなった感情を解(溶)かしていくのは、人によって、根気がいる作業にもなります。なぜなら、過去に抱いた感情を一つひとつ解いていく(=溶かしていく)ようにもなるからです。それでも、やった分だけの結果は確実に現れます。

図に描いている潜在意識にあるネガティブな感情は、実際には、非常に比重の重いエネルギーであり、それらが再浮上してくると、だるさ、痛み(時には激痛)、重さ、不快感として体感できます。これらがどれだけ身体に負担をかけているかは、実際に、自分を観察し、過去の感情やトラウマを癒やしていく作業をしていくとよくわかります。

図3では、その結果を表しています。図を見る限りでは、体内に描かれている模様の色が「少し薄くなっているな」くらいに思えるかもしれませんが、それぞれの内側では、実際に大きな変化が表れています。
たとえば、

  • 以前のような不安な感情が現れにくくなる
  • 感情にゆさぶられることがないため、現実への対処が容易になる
  • 自分の求めていた道をより明確に意識できる
  • 症状や痛みが激減する
  • 身体によい影響が現れる(体形、動きやすさ、機能の維持、容姿、肌の調子など)

ここで大切なポイントをもう一つ案内します。

カウンセリングアイアムを使う

図3のように対処するには、「カウンセリングアイアム」という手法を使います。カウンセリングアイアムとは、自分のこと(私自身のこと)をカウンセリングするという意味です。

  • 日常で起こる問題や各種症状にどのように対処、解決したらよいのか
  • 自分とは本来どんな存在なのか
  • 望みを手に入れるのはどうしたらよいのか
  • 才能や特質を伸ばすにはどうしたらよいのか、など

日常における各種の問題を解決に導いていく手法です。

そして、上記のような重い各種の症状や難しい問題に対処、解決していくときは、以下のような「作用性の高いエネルギー」を使うことをおすすめしています。

  • エナジェティックメディスン
  • ワークファイブ

それぞれ応用クラスのメディスンコース・ワークファイブコースで技法を習得できます。

ここで案内している作用性の高いエネルギーは、感情を体内で生み出す時と同じ原理を用いて、体内で生み出していきます。負の感情は比重の重いエネルギーですが、ここで紹介している各エネルギーは、奥深くに潜んでいる感情の抜本的解決に大きな働きをしてくれます。

エネルギーの発生のさせ方、活用の仕方を簡単に案内します。

上記の基本を応用した手法

  1. ハートの呼吸法をして心身を安定させる
  2. 適切な意識を使い、上記のエネルギーを体内で発生させる
  3. 呼吸法とともに、体内(潜在意識も含む)の必要な箇所にそのエネルギーを送っていくように意識を設定する
  4. エネルギーが必要な部位に浸透したら「問いかけ」をする
    「なぜ症状が現れているのか?」など
  5. 内側で各症状の原因や答えとなるものを得る、もしくは、呼吸法をしばらく続ける
  6. 内面で捉えたものに理解を寄せていくと、沈み込んでいた感情などは解かれて(溶けて)いく
  7. 現れていた症状は軽くなる、場合によっては消失する

作用性の高いエネルギーが症状が現れている箇所に浸透し、問いかけをするとどのような可能性が広がっていくのか。以下の図を参照してください。

問いかけをすることで、エネルギーは、各部位に潜む形態化している過去の記憶や、感情を読み込むかのように働くため、内面では過去の記憶がおのずと思い返される、または、原因となる映像(ビジョン)などを見ることがあります。それにより、自分で捉えたものが、症状などの要因の一つであることを特定できます。
そして、自分が感じたことを受け入れる、理解を寄せる、または、必要に応じて継続的に呼吸法ワークをしていくことにより、クシャっとなって折り重なっていたものは一つひとつ溶かされていき、抜本的な解決が叶うのです。

エネルギーを扱うことの意義など詳細については、以下のページを参考にしてください。

意識を使いエネルギーを活用することの意義

結果として現れてくる有意義な人生について

そして最後に案内したいのは以下の通りです。

何気ない日常の中に、自分を修正するためのサインが散りばめられています。これらが一つひとつ、豊かな自分に返り咲いていくためのサインであり、メッセージです。豊かな自分とは、本来の自分でもあり、自分が求めている人生そのものでもあるでしょう。

各種の症状や病状が現れるのは、なりたい自分自身への「導き」でもあります。だからこそ、それら一つひとつのサインを捉えていき、自分の内面を観察していくことが大切なのです。ここまで案内してきた手法は、そのために開発し、誰でも扱えるように研究を重ねてきました。日本人だけでなく海外の方も扱える手法です。

私自身の例

私自身は、自分が作り出した手法を使い、内面観察をくり返し、自分の内側にあった過去のトラウマや感情を時間をかけて調整してきました。
その結果、自分がどうなったかと言うと、

  • 心から望む結婚ができた
  • 結婚生活を通して自分の低い思考、概念を修正
  • 音痴だった原因を見抜き、音痴を克服
  • 潜在意識の深い部分に眠っていた音楽の才能を目覚めさせる
  • 英語の対して抱いていたトラウマを修復し、事業の推進に活かす
  • 日常生活をより気軽に楽しんでいる
  • 物理的に身体を動かす自由度がかなり上がっている
  • つかれにくい、心身のベストな状態を保ちやすくなった

挙げればきりがありませんが、多くの方にとって、一つの参考になればと思います。以下の内容も参考にしてください。

女性

女性にとっては、上記で案内したような各種症状が表れにくくなる、そのほか、日常の悩みがより少なくなる、また更年期の症状を軽減させることも大いに可能だと私は捉えています。
内側の状態が良くなっているわけですから、当然、美容にもよい影響が現れます。表情、発するオーラなど、他の人から見ても変化の大きさは、はっきりとわかります。

アスリートの方

アスリートの方は、スランプを抜け出す、ケガのしにくい身体になる、身体の動きの自由度が向上する、また、心身がより安定するため本番でも安定した結果を出せるようになるでしょう。

仕事や家事において

ネガティブなエネルギー(症状や過去の感情など)が表出している状態では、身体は重い、だるい、思うように動けないなど、普段の力の50%も出せないかもしれません。しかし、それが回復するため、予想以上に身体が容易に動きます。思考の働かせ方、相手への思いやり、行動などへも、本来の自分を表していけますから、日常で手にする結果は、自分が満足できるものになります。

意識の使い方は、非常に重要です。
過去に抱いた感情が、そのままになっていると、日常では、ネガティブな意識をくり返し使い続けていく傾向にありますから、身体にとってよい状況とは言えません。そうなると、アルミホイルの例で案内したようなクシャっとしたエネルギー(意識)が、体内の奥深くに重なり続けていきます。

一つひとつの日常においてのサインをどうぞ見逃さずにいてみてください。
とくに身体に現れる各症状や、ほんのささいな違和感であっても、これらを通して自分の内面を観察できれば、さらに豊かな人生を作り上げていくことができます。

各種講習への案内

各講習に関して興味がある、または受講してみたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
このページで案内している技法を習得したい方へは、以下のようにコースを組み合わせ、受講することをおすすめさせていただきます。

まずは基本的な手法を学んでみたい方:
女性のための特別コース(基礎クラス + カウンセリングアイアムクラス前半の内容)

もっと深い部分の調整をできるようになりたい方:
女性のための特別クラス + 応用クラスのどちらか
受講費用や講習にかかる期間が気になる方におすすめです!

・メディスンコース(扱いやすい手法・受講費用がより安い)
・ワークファイブコース(より難しい箇所を調整できる手法・受講費用が高め)

すべての技術を身に着けたい方:
基礎クラス + 応用クラス + カウンセリングアイアム上級クラス前半・後半

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