イライラは美容の敵:呼吸法の強み

昨日の朝食中に妻とこんなやりとりをしていました。

まずは、私がこんな話から

「ふと感じたことなんだけど、幼稚園くらいの子を育てるお母さんたちって、自分のことよりもどうしても子どもに割く時間が多くなるから、無意識のうちにストレスを多く抱えていると思うんだよね」

すると妻は

「ちょうどLINEニュースか何かで記事を読んだんだけど、オバマ元大統領の奥さんが子どもが小さいときに、家事と子育てのほとんどを一人でこなさなきゃいけなくて、夫はゴルフに行くのになんで自分だけがやらなきゃいけないのかって、とても大変な時期があったみたい」と。

私は、その話を聞いて自分の体験を思い出しました。はっきりとした年齢は覚えていないけど、たぶん小学3年生くらいのとき、お母さんの誕生日の日にお金をあげようと思って、自分のおこづかいから1000円をお母さんにあげました。

すると母は、涙をこぼしはじめ、「あなたにこれをもらわなかったら、家を出ていたかもしれない」と言いました。当時の私は、母のその反応を見て、「よかった」くらいにしか思っていなかったかもしれません。しかし、最近になって、そのときのことをときどき思い出すことがあります。やはり母としては、子育てとパートの仕事などで、精神的にも大変だったのだろうなと。当時の父は、仕事に多くの時間をとられていたため、疲労も多く、食事の準備、後片付け、掃除、子育て全般は、母がこなしていたように思います。

何が言いたいかというと、今の時代になっても多くの女性が同じような問題を抱えているのではないか、ということです。

子どもながらになぜ私が当時そんな行動をとったのか、はっきりとはわからなかったですが、おそらく無意識のうちに母の気持ちを感じとっていたのかもしれません。

このようなことに関する解決策は、人それぞれ、または、夫婦間それぞれであるかと思いますが、ここでは、私が捉えている解決策を案内します。

まず、意識が生み出すエネルギーについて

ここで案内する「意識」とは、考える、思う、感情や気持ちを抱くなど、内面の状態を指します。そして、多くの方が感覚的に理解していることかもしれませんが、イライラする、または不快感を抱くなど、ネガティブな意識を抱いていると、それは比重の重いエネルギーとなって、体内を循環するようになります。

ネガティブな意識を持つことは、誰にでもありますから、決してそれが悪いということではありません。それでも、不安やストレス、悩みなどを抱き続けることで、心身に良くない影響が出ることは確かです。

そのため、らいおんハートの研究の成果としてお伝えしたいことがあります。

基本的に大切なのは、
自分に愛を注ぐ時間を作ること」です。

愛と言っても人それぞれにさまざま形がありますから、自分にフィットする方法が良いかと思います。たとえば、

  • 自分だけの問題にしない、我慢しないで夫や他の人に自分の心の状態を打ち明ける
  • ほんの少しでもいいから、自分だけの時間を作れるように工夫する
  • がんばっている自分を自分でほめてあげる

まだまだ、方法はたくさんあると思います。よくわからなかったら、「自分にとっての愛って何だろう?」と自分の内側に問いかけてみることもおすすめします。その答えがすぐにわからなくても、ふとしたときに、内面にひらめきみたいなものが浮かび上がってくるかもしれません。大切なのは、浮かび上がってきたことを、スルー(気のせいに)しないことです。捉えたことを実行に移してみてください。それが正解かどうかは、実行に移してみないとわかりません。

自分に愛を注ぐことを忘れて、それが充足しないうちに他の人に愛を注いでいこうとすると、いつのまにか自分が枯れていってしまいます。人は体内のエネルギーが消耗していくと、どうしても意識が下降気味になります。イライラもするし、批判的にもなる。これは、人としては当たり前です。当たり前と言うより、意識と身体の構造上、誰でもそうなりやすいと言った方が適切かもしれません。

だからこそ、子どもに対してイライラする自分を責めすぎる必要もないですし、気持ちが不安定になることがあっても仕方のないことです。しかし、この状態が続くと先ほども案内したように、心身に影響が現れてきます。人によっては、肌がやつれてきた、なんて感じる方もいらっしゃるかとも思いますが、実は、意識の使い方にも多くの要因があります。

基本的にネガティブな意識は、比重の重いエネルギーとなって体内を循環し、それがやがては肉体に固定化されるようになります。人の意識というものは、それくらいに現実化に対して大きな影響力を持っています。

しかし、愛の要素(気持ちの落ち着き、他の人から、もしくは自分への共感、受け入れられることなど)を自分の内側に注ぐことができれば、ネガティブな意識は少しずつ溶けていき、自分の内側で影響力をもつことは少なくなります。要するに、自分のことを大事にするということが、非常に大切です。

これは子育てに限ったことではないですが、日常で引き起こされる問題の多くは、愛の不足が大きな要因にもなっています。このことは、これまでに私が多くの方をカウンセリングし、内面を見させていただく、または私自身のことを深く観察し続けてきた結果、導いてきた答えでもあります。

基本的に愛が不足している部分に、愛の要素を流していければ、多くの問題は解決していきます。これは、自分の内側にある問題(悩みや感情的なものなど)もそうですし、親子、兄弟姉妹、夫婦、職場など人との間で起こる問題も同じです。

おすすめはハートの呼吸法

そのため、らいおんハートでは、まず基本的な案内として、「ハートの呼吸法」を案内しています。この呼吸法については、多くのページを割いて案内していますが、心身の調整と意識の改善(考え方、心理状況など)には非常に有効です。

ここでのハートとは、愛そのもののことを意味しています。また、ハートの呼吸法とは、自分の意識を、自分の中心と思える愛の部分におきながらおこなう呼吸法のことをいいます。一日に10~15分、この呼吸法をおこなうだけでも、自分の意識の状態を調整していけると思います。

意識の調整がもたらす具体的な効果

ネガティブな意識の状態を継続させていると、その意識によるエネルギーはさらに体内で増幅していくため、意識を切り替える、より自分にとってふさわしい捉え方をすることも難しくなります。だからこそ、そのことに気づいたらなるべく早く、意識的に内面を切り替える手法を用いることをおすすめします。

自分の心が落ち着くことによっては、疲労度はかなり少なくなります。また、さまざまなことに対しての捉え方にも変化が表れます。自分の内側が整ってくるため、見え方が少しずつ変わっていくのです。自分を客観的に捉えることもできるようになりますし、あわてずに物事に対処することもできるようになります。

仕事をしている方であれば、呼吸法を継続的におこなうことで内面が整理されるため、効率的に作業ができる、または新しいアイデアが浮かびやすい状態になります。

基本的に、美容に対しても非常によい効果があります。とくに私の場合は(男性なのですが)、呼吸法を継続的に取り入れるようになってから、ふと気が付くと、二の腕や鎖骨周辺がツルツルになっていました。気づいた当時は46~47才ころで、もちろん今でも(50才)同じ状態を保てています。

イライラ、精神的苦痛があるならば、それを解決していく方法も同様にこの世界には数多く存在しています。それぞれに合う方法を、ぜひ見つけてみてください。

らいおんハートでは、基礎クラスにて、今日の内容を習得できます。
受講に興味のある方は、ぜひご連絡ください。

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