一寸先は闇なのか。感情からのご挨拶

私たちの意識とは、どんな感じ?
震えることもあれば
泣きたくなることもあるでしょう。

自信に満ちるときもあれば
不安も何も感じないときもあるでしょう。

自分の深い部分には何があるのかな
そんなふうに捉えてみたことはありますか?

社会情勢を明るく見れないときは
自分の内側にも同じような事柄、または記憶が眠っていると
お知らせをしてくれているのかもしれません。

照らされる海。
海は、さまざまな微生物や
魚、植物がいる生き物の宝庫です。

海面から海の底へ潜っていく
そんなイメージを持ってみてください。
これは自分自身の内側へ潜っていく感覚に似ています。

種類豊富な体験畑
人の内側にある内深部(ないしんぶ)。
生まれてから体験してきたことは自分自身の内側に
一つ一つ刻まれていきます。

そして、内側深くにたまっていたものは
日常の多くの出来事を通して照らし出されます。

怖がっていることや
不安に感じること、
自分が何に反応しているのか。

またたく間に広がっていく不安は
ある意味、そこにフォーカスしてほしいという
自分の内側からの合図でもあります。

揺さぶられるかのように
心底深くにある感情が現れてきたとしても
それは、心の浄化でもあるのです。

だからこそ、自分に寄り添うことが大切。
自分の内側でどんな反応が起こっているのか?
観察し、受け入れてあげること。

不安な感情は
受け入れてあげることでやわらぎます。
受け入れてもらえることにより安心します。
感情とは、そのような生き物でもあるのです。

過呼吸になる。
そのような場面が現れても落ち着いて。
どんなことに自分が反応したのかを突き止められれば
呼吸は穏やかになっていくはずです。

身近な人の言動や、世の中の出来事は
ある意味、自分自身の鏡と捉えることができます。
自分の内側にあるものを照らし出してくれる鏡。

一寸先は闇。
そんなときでも
見えないようで見えてくるものがあるはずです。
闇の門構えの向こうには「音」があるものです。

不安の渦が立ち現れてきても
なぜ自分が不安になっているのかを理解できれば
起きていることに対して見る目が変わります。
不安の消えた未来を見ることができます。

不安なときこそ自分は何に反応してるのか
その出所はどこなのか
問いかけるようにしてみてください。

新しい捉え方が生まれていきます。
自分の体験畑に新しい音が刻まれていきます。

(2024年6月6日加筆修正)

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2020年5月10日に書き留めた「一寸先は闇」という文章に修正を加えています。
「あとがき」をご覧になりたい方は、下のリンクから入れます。

【あとがき】一寸先は闇なのか。感情からのご挨拶

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