日々のトレーニングは、何千何万回とくり返していくかと思います。このコースで学ぶ内容を、その中に組み込んでいくことにより、以下のような作用を生み出していきます。
- 日々の心身(メンタル)の調整
- パフォーマンスの向上
- 日常の指針を得る
- ケガの早期回復・不振からの早期脱出
- 才能をさらに引き出す、など
※本コースはアスリートの方だけでなく、スポーツに関わる指導者の方、従事者の方も受講できます。
まずは、本コースで学ぶ内容を簡潔に案内し、そのあとに、コースで学ぶ内容がどのように効果を現すかを説明していきます。
学習内容
1.ハートの呼吸法とハートの意識の使い方を習得
2.ハートの呼吸法を使い、日常の基礎管理をおこなう
心身の調整方法を知る。各種の症状を小さなものも含め感知(察知)する能力をつける。
3.「本来の自分自身」との対話の仕方を習得
ケガを未然に防ぐ、ケガからの回復や不振からの脱出を早める。本来の自分自身と対話をし、より有用な指針を得る。
4.「いつくしみ」についての理解を深め、「いつくしみ」の呼吸法を確実に活かす
浮かび上がる感情を調整し、不調からの脱出を早める
※ハートの呼吸法の詳細については以下のページを参照してください
:ハートの呼吸法の効用とその仕組み
※「いつくしみ」についての詳細は以下のページからご覧ください。
:「いつくしみ」とは:女性の質が生み出す愛の形
このコースで学ぶ大切なポイントとして、まずは以下の二つが挙げられます。
心身の基礎管理、調整方法としてハートの呼吸法を日常的に取り入れていく(1~2の内容)
1日に1~数回、10, 20, 30分など状況に応じて、回数や一回ごとの時間を調節しておこなう。
作用や効果
- 意識(メンタル)や身体の状態を整える
- 状況判断にも安定感が増す
- 体内に発生する各種の症状(違和感、軽度の痛み、身体の重さ)を察知しやすくなる、など
心身に現れる各症状を通し自分自身と対話をしていく
体内に現れる各種の症状を察知し、自分自身と対話をしていくことは非常に大切です。
なぜなら、その症状は自分自身からのメッセージであり、以下の手法を使い自分と対話をしていくことにより、自分にとって必要な「指針や修正ポイント、問題の解決策」などを得ることができるからです。以下に、各種症状を察知し、それらを今後の指針として(気づきに変えて)いく流れを簡単に示します。
自分自身と対話をしていく流れ
身体を通して現れた症状を察知する。
↓
ハートの呼吸法をし、自分の内側を整え、自分と対話をしていく。
↓
症状が現れている部分をより明確に観察でき、なぜ症状が現れていたのかに気づく(たとえば不安な心境を抱えていたなど)。それらが問題解決への答えとなる、またはその後の指針となっていく。
※症状が出た時だけでなく、何かしらの答えを得たいときは、ハートの呼吸法をした状態で、自分自身に問いかけることにより、自分自身にとってふさわしい答えを得られるようになります。
この流れを経ることにより、以下のようなことが可能になります。
- 身体の動きが今まで以上に良くなる。
この理由は、意識の状態と身体の動きは密接に関わり合っているからです。気づくことにより意識が変化し、それが身体の動きに影響を与えるのです。ここでの「意識」とは、思う、考える、不安や後悔などの感情を抱くこと、そして、気づきを深めたあとの、意識の状態のことも指します。 - ケガからの回復、不振からの復活を早める。
- 気づきにより、練習の仕方の変化、新たなトレーニング法へのチャレンジ、試合中の意識の使い方などへ良い影響を与える。
- 本来の自分自身が何を求めているのかを理解していく。
「いつくしみ」を学ぶ理由
心身の安定のため
人の内側には、過去に抱いた感情が数多くの眠っており、それらが日常の中で、ある機会をきっかけに浮上してくることがあります。それにより、身体のバランスが損なわれれば、普段どおりに身体を動かすことが難しくなります。その理由は、先ほども案内したように、心の状態(感情)は、身体と密接にかかわり合っているからです。
「いつくしみ」とは
「いつくしみ」には、体内で生まれる感情を癒やし、調整する作用があります。
「いつくしみ」とは、意識により生み出すことができる一つのエネルギーであり、「いつくしみ」の呼吸法を習得することにより、心身を安定させるために扱うことができます。
「いつくしみ」の呼吸法を学ぶ順序
- ハートの呼吸法を習得する
ハートの呼吸法により安定した意識の状態を作れるようになる。 - 「いつくしみ」の呼吸法を習得する
ハートを土台として「いつくしみ」に意識を合わせていき、「いつくしみ」のエネルギーを生み出す技術を習得する。 - 「いつくしみ」のエネルギーを活用し心身(とくに感情)を調整する技術を習得する
たとえば、
- 本番が近づくにつれて不安が浮かぶ
- または、さまざまなことにナーバスになってしまう
- 不振から脱出したい、心がモヤモヤし最高のプレーができない
このようなときに、「いつくしみ」の呼吸法を使い、心身の調整をおこなっていきます。
学習内容の1~4を組み合わせて使うと以下のことが可能になる
中庸な意識、心身の安定した状態を保ちやすくなる
普段の意識の状態は、(本番に向かうときはとくに)プレーの質や表現力に大いに影響を与えるため、以上の内容は非常に重要です。
潜在意識に埋もれている才能や個性をさらに引き出していける
アスリートの方にとって、これらの内容は、今後さらに重要になっていくかと思います。
人生のさまざま局面で学んだことを活かせる
このコースの内容は、アスリートを卒業したあとにも役立ちます。人生は、選択の連続です。日々の練習とともに培った「意識の使い方」「対話の手法」「ハート呼吸法」「『いつくしみ』の呼吸法」を、あらゆる人生の局面で活かしてみてください。
その意味でも、本コースの内容はスポーツを通した人間的な成長、教育としての側面を持ち合わせています。
「応用クラス」について:作用性の高いエネルギーの扱い方を学ぶ
アスリート基礎コース修了後の案内として、「応用クラス」も提案いたします。ハートの呼吸法とともに、心身をさらに整え、肉体を安定・強化していくために、各種エネルギー(意識の使い方により生み出せる)の扱い方を案内します。
チーム、各種団体ごとの案内
独自のものを作成する要望がある場合は、ご相談ください。ここで案内している内容は、実業団、各種団体、学校(高校・大学などのチーム)の目的に合わせオリジナルのものを作成していくことが可能です。
要項
講習内容
身体の構造的な知識
・意識が身体へ与える影響はなぜ大きいのか?
ハートについての概念
・ハートの呼吸法を学ぶ 簡単な調整法
浮き上がってくる不安などの感情に対処するために
・「いつくしみ」についての概論
・「いつくしみ」の呼吸法による調整法を学ぶ
※ハートを「いつくしみ」については、基礎クラスと同等の内容を学びます。
詳細については、基礎クラスのページを参照してください。
カウンセリングアイアムの基礎編 自分と対話する手法を学ぶ
・自分自身を知るための手法
・浮かび上がってくる感情に対し、原因を理解する
・癒やしへのプロセスと、それがパフォーマンスに対しどのような良い影響を与えるかを学ぶ
・問いかけの手法
:ハートの呼吸法、「いつくしみ」の呼吸法とともにおこなう
ー身体の各症状(ちょっとした違和感にも)感知する能力を上げ、自分との対話をおこなう
ーなぜ違和感があるのか、痛みや各症状が出るのか、原因をひも解き、身体の回復をめざす
※カウンセリングアイアムの基礎編の詳細については、カウンセリングアイアムクラスのページを参照してください。
授業形態について
月に約2回のペースで、講習をおこないます。毎回受講者に合わせて課題を出します。講習内容を日常の中で実践していくと、おのずと上記の内容が身についていくようになっています。日常こそが、よりリアルに講習内容を活かしていく場です。それぞれのペースで進めてみてください。
対面、リモート(ビデオ通話)のどちらでも受講ができます。
※LINE、スカイプ、メッセンジャー、Zoom、Google meetなど。
要項
<受講費・履修時間>
3人以上のグループ講習:350,900円/21時間
マンツーマンの講習 :598,400円/18時間
※分割でのお支払いも可能です。
※マンツーマンの場合、複数人でおこなうよりも進み具合が早くなるため履修時間が少なくなっておりますが、学ぶ内容は同じです。
※2023年3月15日より、インボイス(税制改革)制度の影響で、消費税を含めた上記の金額となります。3月14日までに申し込みが完了した方は、上記の金額から消費税(原価の10%分)を差し引きます。
<学習期間>
約7ヶ月
<講習開催時期>
グループ講習:お問い合わせください。
マンツーマン:随時可能です。
講習を受けたい方は、希望の日時などお気軽にお問い合わせください。必要に応じて、お仕事の依頼について のページ内にある予約スケジュールのカレンダーも参考にしてください。
お支払い頂いた受講費について
途中で講座を取りやめた場合、連絡をいただいた時点で残りの講座料金を計算し30%分を返金いたします。受講中のエネルギーサポートや準備等にかかる相応のエネルギーを使っているためであり、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
その他、詳細についてはどうぞ遠慮なくお問い合わせください。
参考1:ハートの呼吸法と「問いかけ」の技術
ソフトボールの試合中にケガをしたときに私の体験例です。ケガをしたのは、ただの偶然ではなく、自分自身の意識の持ち方に要因があったことを理解しました。

参考2:全講習一覧

各コースの詳細ページ