意識が生み出すエネルギーが現象に与える影響:最良の結果を生むための理解

このページでは、拙著「ハートの医学 自分を解き明かすための意識の使い方」の本文を紹介しています。


意識が生み出すエネルギーは体内に現れるもの

意識の使い方について、まず一つの例を案内します。
たとえば、正しいと思える道徳的なことをしているとします。しかし、心の内側で同時に違うことを思っていたりすると、それも実はエネルギーとして発生し、おのずとエネルギー体(たい)と呼ばれるオーラの中に流れます。
エネルギー体とはエネルギーの質を帯びた身体のことであり、ここではオーラと同等のものと捉えてかまいません。このエネルギー体の存在を知っていくことは、人間の身体の仕組みを知っていくうえでたいへん重要なことでもあります。

下の図を参照してください。


思いや感情が体内に流れ影響を与える図式

この図では私たちが抱く意識により発生したエネルギーが、エネルギー体の一つである感情体(たい)の層に流れることを示しています。
感情体とは、感情が記録され、保存されていくエネルギー体(アストラル体とも呼ばれている)です。図では肉体の外側にあるように描いていますが、実際は重なり合う部分をもち合わせながら、隣り合うような形で存在しています。

たとえば「不安だな」「嫌だな」という感情や思いは、ある程度継続して抱いていると、感情体の層に影を作るようになります。それらは隣り合わせになっている肉体の層にも移り込み、やがては軽い症状としても現れてくるようになります。身体を繊細に感じることができる方は、この流れを身体に現れる違和感などで、感じることができているかもしれません。このように無意識に思っていることでも、内側にエネルギーとして発生していきます。
(以上 「1章 ハートについて」の一部を抜粋 P32~33)

このようなネガティブな意識は、前述のように、基本的に体内(オーラの中)でエネルギーとして発生し、身体の動きや発想(物事の捉え方)、その後の行動の仕方に大きく影響を与えます。

だからこそ、その状態を整えるために、らいおんハート X Vision では、まず「ハートの呼吸法」を伝えています。ハートの呼吸法は、安定した意識を保つために、また、不安、怒り、寂しさなど、不安定な意識を整えるために、非常に有用です。以下の具体例も参考にしてください。In

  • 自分の内側で問題への解決策を見いだすときに
    仕事や人間関係の悩み、ケガや不振からの回復のための答えを得る。
  • 作業に取り組む前に
    仕事や勉強に取りかかるときに、心が落ち着いていると、思考も整理され作業の能率が向上する。
  • 気分が落ち込む、イライラするときに
    仕事や育児、子育て中に心の状態を安定させる助けになる。
  • 本番直前など、アスリートの方、歌唱や演奏などパフォーマンスをする方に
    身体の動きや表現する内容に対して、より安定感をもたらす。
  • 美容に
    意識の安定(心の状態)は、素肌の状態に驚くほど影響を与える。

さらに上級編として、本番中にハートの意識を使っていくこともできます。

長距離を走るランナーの場合
ハートの意識を使うことにより内面を安定させることができれば、身体にかかる負担は消え、よりスムーズに走れます。
一方で、レース中、もしくはレースの直前まで、意識(深層心理)の状態が不安定であれば、生み出されるエネルギーによって、身体に負荷がかかるような影響が現れてくる可能性が大いにあります。走る距離が長くなればなるほど、その影響は強く出るでしょう。

これは、非常に重要なポイントであって、本番で、練習のときのような力が発揮できない方は、とくに内面(メンタル)の調整が重要であるかと思います。意識で作り出すものは、心身の状態や現象化(結果)に大きく作用します。これは、どの分野でも共通する内容ですので、日常の中でぜひ活かしてみてください。

必要な方は、以下のクラスで、心身の状態を整える有用な手法を学べます。

ハートについての詳細は、以下のページをご覧ください。
「ハート」とは:特質と機能について

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