意識を使いエネルギーを活用することの意義

意識を使いエネルギーを活用することの意義

ここでのエネルギーとは、人が意識を使うことにより生み出すエネルギーを指しています。
基本的に人が意識を使うと、体内にエネルギーが発生します。たとえば、うれしさ、悲しさ、ねたみを感じる、または、悲観的に自分のことを思う、これが意識の状態であり、意識をもった瞬間にエネルギーとなって体内に発生します。

講習の中で、調整能力の高い各種エネルギーの活用法を案内していますが、エネルギーを発生させる仕組みは、上記のように私たちが普段何気に使っている意識の使い方と同じです。基本は安定した意識である「ハート」がベースになります。

私が意識によるエネルギーの活用を推奨しているのは以下の理由があります。

  • 意識の状態(メンタル、心)や身体を整えることができる
  • 仕事の能率、物事がうまくいく確率が上がる
  • 自分と周り(家庭や職場)の空間が安定する
  • ネガティブな感情を調節し、才能を引きだす・本来の自分を知れる・望みを手に入れられる

心身が安定すれば、おのずと本来の自分の素質や能力を表わしやすくなります。
また、家庭や職場などでの人間関係で心の余裕が生まれます。人との関係がより円滑になり、家庭、職場、組織の中での物事の効率性や生産性が確実に上がります。

ハートをベースにしたエネルギーの活用

ハートというエネルギーについて
ハートとは、愛そのもののことを指し、誰の内側にも備わっています。先ほど意識について案内をしましたが、ハート(愛)も一つの意識であるため、自分自身のハートに意識を向けることにより、おのずとハートのエネルギーが体内に発生します。

多くのページでも案内していますが、ハートのエネルギーには、心身を整える作用があります。だからこそ、まずはこのハートのエネルギーを意識して使っていくことを、らいおんハートでは案内しています。

私たちは無意識のうちにマイナスな要素をもつ意識(不安、疑いなど)を使うことに慣れていますが、安定的で整える要素をもつハートの意識を積極的に使うことには意外と慣れていません。そのため、ハートの呼吸法を意識しておこなうことにより、ハートのエネルギーを体内に循環させる手法を最初に学びます。

各種エネルギーの扱い方を学ぶ
ハートには、エネルギーを受け取り必要な場所や部位へ送り出す機能(特質)があります。つまり、調整作用の高いエネルギーを発生させ、そのエネルギーを体内に循環させるための媒体(ベース)となる働きがあるということです。下の図を参考にしてください。

図1

ハートの呼吸法をすると、右側の図のように、内側がより安定した状態になります。この状態になったときに意識を働かすことによって、心身を調整する作用の高いエネルギーを扱うことが可能になります。

ハートのエネルギー以外に、講習の中で扱い方を指導しているエネルギーは以下の通りです。

  • 「いつくしみ」のエネルギー
  • エナジェティックメディスン(他1種類)
  • ワークファイブ(他2種類)

※各講習にて扱い方を習得すれば、各種エネルギーを一生涯、必要に応じて扱うことができます。


「いつくしみ」のエネルギー

基礎クラスで最初に扱い方を学びます。

  • 作用:
    ネガティブな感情を整える作用がある。
  • どんな時に使えるか:
    不安、怒り、悲観的な思い、自己否定感、悲しみなどの感情が浮上してきたとき、その感情により意識が乱れているとき、または心身の不調で悩むときなどに使う。
  • 使い方:
    ハートをベースにして「いつくしみ」の呼吸法をして、発生した「いつくしみ」のエネルギーを体内の必要な箇所に循環させる。

図2「いつくしみ」のエネルギーが作用する簡単なイメージ

エナジェティックメディスン

エナジェティックメディスンには2種類のエネルギーがあり、応用クラスのメディスンコースで扱い方を学びます。

  • 作用:
    心身の調節。重い感情やトラウマなど「いつくしみ」のエネルギーだけでは調整しきれない箇所の調整が可能。活用しやすいのが特徴。
  • どんな時に使えるか:
    潜在意識に眠っていたような過去の感情やトラウマが浮上してきたときなどに使う。心身の不調、産前産後などのうつ症状、各部位の痛みが強いときにも作用性が高く、各症状の緩和・消失、ケガの早期回復に役立つ。
  • 使い方:
    ハートをベースにして呼吸法をおこない、適切な意識を使いエナジェティックメディスンのエネルギーを発生させ、体内の必要な箇所に循環させる。

ワークファイブ

応用クラスのワークファイブコースで、素粒子と2種類のワークファイブのエネルギーの扱い方を学びます。

  • 作用:
    心身の調節。重い感情やトラウマなど「いつくしみ」のエネルギーだけでは調整しきれない箇所の調整が可能。エナジェティックメディスンで難しい箇所にも対応できる。
  • どんな時に使えるか:
    潜在意識に眠っていたような過去の感情やトラウマが浮上してきたときなどに使う。心身の不調、産前産後などのうつ症状、各部位の痛みが強いときにも作用性が高く、各症状の緩和・消失、ケガの早期回復に役立つ。
  • 使い方:
    ハートをベースにして呼吸法をおこない、適切な意識を使い素粒子やワークファイブのエネルギーを発生させ、体内の必要な箇所に循環させる。

各種エネルギーを扱う意義

上記で案内したように、各種エネルギーには機能や作用性などそれぞれに違いがあります。

ハートと「いつくしみ」
ハートのエネルギーには、心身を調整する作用がありますが、「いつくしみ」のエネルギーほどは、不安などの感情を落ち着かせることはできません。つまり、感情を調整するには、ハートの呼吸法よりも、「いつくしみ」の呼吸法をした方がネガティブな感情を調整できます。

一方、ハートには各エネルギーを生み出し活用するときにベースとなる役割があります。そのほか、ハートの特質と機能の詳細については、「ハートとは」のページを参考にしてください。

エネジェティックメディスンとワークファイブ
この2つには、前述した通り、重い感情やトラウマなど「いつくしみ」のエネルギーだけでは調整しきれない箇所の調整ができるという似た作用があります。ここでは、この2つに共通している重要なポイントを案内していきます。

◎潜在意識
まず、潜在意識について簡単に案内します。潜在意識には、基本的に以下のものが存在していると、私は伝えています。

  • 過去の感情やトラウマ
  • 個人の才能や特質
  • 生まれる前からすでに知っている知恵
  • 人生の設計図、など

そして、上記のような作用性の高いエネルギーの活用術を案内しているのは、一人ひとりの内側に潜んでいる心の闇と言えるものが、浮上してきたときにそれらに対処していくためです。また、それだけでなく、浮上してくる感情を調整(癒やす)していくことにより、その人の本来の姿(才能、特質、将来の計画)を引き出していくことができるからです。下の図をご覧ください。

図3

この図では、潜在意識には過去の嫌な体験で生まれた感情やトラウマがありますが、その奥には自分でもまだ気づけないような、才能や本来の資質、叶えたい夢などが眠っていることを示しています。

大切なのは、人それぞれのタイミングで潜在意識にあるものが、現実の中に引き起こされてくるということです。人によっては、結婚や子育てを通して、それに関連する不安やトラウマなどが立ちあがってくることがあるかもしれません。またそれぞれの状況に応じ、仕事に関する事柄などを通して同様の体験をすることがあるかと思います。

◎人生の難問、感情の浮上
なぜこのようなことが起こるのか。この大きな流れを簡潔に案内するなら、本当の自分(自分は何者であるか)を知る、または、夢を実現する、本来の才能を引き出すためでもあります。

しかし、日常の出来事により、自分の内側からさまざまな感情がわき起こっているときは、対処が非常に難しくなるかと思います。人によっては、不安、怒り、悲しみ、嘆き、自己否定感など、絶対にふり返りたくない幼少期のトラウマかもしれません。

私が、作用性の高いエネルギーの活用の仕方を研究し始めたのは、これら心の闇に対処していくためでもあります。対処といっても、ハートに意識をおいてエネルギーを活用していくため、それは愛のある行為です。物事がうまく運んでいたのに、心身ともに充実していたのに、業績が落ちる、不安になる、以前のように力が出せないなど、人生の歯車が変化して悩んでいる人には、非常に有用な手法です。

以下の図を参考にしてください。

図4

この図は、過去に抱いた感情や体験したトラウマが、潜在意識の深い部分に沈み込み、それが、人それぞれの人生のタイミングで、現実の中に現れてきていることを示しています。この状態になると、各部位の痛みやだるさ、重さなどが現れるか、イライラしやすい、心が不安定になりやすい状況などになります。人によっては、業績不振、ケガ、病気、人間関係の悪化など、現実面に変化が表れているかもしれません。

しかし、ここまで案内してきたように、これらが起こる理由は、本来の自分を知るためであり、さらに有意義な人生を歩んでいくためでもあります。

◎2種類の作用性の高いエネルギーの活用術
さて、このようなときにどうしたらいいのか。ここがポイントなのですが、このときにこそ有用なのが、エネジェティックメディスンやワークファイブのエネルギーの活用術です。

たとえば、不安な感情が現れて対処ができない、または、身体のある部位に重い症状が現れた場合、「カウンセリングアイアム」の技法と合わせて以下のように対処していきます。

  1. ハートの呼吸法とともに、適切な意識を使うことにより、作用性の高いエネルギーを必要としている部位に流していく。
  2. 充分にエネルギーが浸透していったあとに、「なぜ、現象や症状が現れたのか」を自分の内側で問いかける。
  3. 答えとなるものが自分の中で受け取れるまで、もしくは充分だと思えるまで呼吸法を続ける。

下の図は、図4の状態になったときに、ハートの呼吸法とともに作用性の高いエネルギーを症状が出ている箇所に送ったときに起こる作用機序を表しています。

図5

基本的に、心の闇、各症状、不振などの原因がわかると、それだけでも症状や現象に、よい変化が表れてきます。症状であれば軽くなる、心はより落ち着くなど。その理由は、原因となっているものがほどかれるからです。基本的にはこのような呼吸法ワークを重ねていくことで、日常に確実によい変化(結果)が表れてきます。

  • 心身はますますよい状態になる
  • 感情に揺さぶられることが少なくなり、よりよい結果が現れやすくなる
  • 人間関係が良好になる
  • 業績不振からの脱出、ケガからの早期回復
  • 自分が求めているものを手に入れやすくなる:仕事、転職、結婚、夢の実現など
    (心のブロックが外れていくため)

図5は、作用性の高いエネルギーを用いて、問いかけの手法を使う案内をしていますが、「いつくしみ」のエネルギーを必要な箇所に行き届かせて、問いかけの手法を使う場合もあります。この技法は、「カウンセリングアイアム 上級クラスの前半」で学びます。詳細については、そちらのページをご覧ください。

以上が、意識を使いエネルギーを活用することの意義の案内です。難しく感じる箇所があったかと思いますが、興味のある方は以下のページをご覧ください。各講習の案内です。

基礎クラス:ハートと「いつくしみ」について学ぶ
応用クラス:エネジェティックメディスン・ワークファイブの活用術を学ぶ

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