先日、カウンセリングにいらした方がこんなことを言ってました。
「今の説明、動画にとっておきたかった!」
そのときに説明した内容は、たとえば、人との間(とくに夫婦間)で怒りが噴出した場合、それが広がって怒りを止められないかもしれない。でもその原因となる根っこが潜在意識にあるから、その部分に理解を寄せ、癒やしていくことが大切で、それがそのままになっていると何度も同じことが起きるかもしれない、という話でした。
下の図をご覧ください。
図①
この図の潜在意識の根っこの下に描かれているギザギザの図、またその内部の模様は、過去の苦しいナイーブな感情を表しています。しかし、普段は潜在意識の奥に隠れているような感じなので図②のように、日常では「べつになんともないよ」と、感じるかもしれません。
図②
それでも、身近にいる人は、この潜在意識にある地雷みたいなものを、ガツっと踏んでくれることがあります。相手の言葉や言動に反射的にイラっとしたリ、カチンとする体験は、誰にでもあるかと思います。
夫婦であれば、これは日常茶飯事。まさにお互いが鏡になって、「ここにこんなものがあるよ」と見せ合う状態にもなります。もちろん、相手の地雷を踏んでしまうのは、ほとんどの場合、無意識であるかと思います。図③をご覧ください。
怒りが噴出するのは、まさにコンマ5秒。反射的に相手に対してきつい言葉を言ってしまうこともあるかもしれません。
だれもが、感情をえぐられるようなことを言われたくはありません。イライラすることも、怒りを噴出させることもしたくはないはずです。もちろん、相手もわざわざそんなことはしたくもないはず。
それでは、なぜこんなことが起こるのか?
私は今まで、多くの方にカウンセリングをしてきましたが、潜在意識を通して受け手の方を見ていくと、その人自身がその部分に意識を向けていく必要があることがわかります。
この図の中では、根っこにあるものは「過去の苦しいナイーブな感情」ですが、これらが日常の中では意外と大きな影響を与えていることがあります。たとえば、過去のものが自信を失うような体験であれば、今の現実で、やりたいことを目の前にして前に出ることを止めてしまう要因になりえます。
古い感情というのは、実はいつでも自分の味方。敵ではありません。わかってもらいたいからこそ、現実の中で再び浮上してこようとします。簡単に言ってしまえば、自分の潜在意識にある根っこのものを知る必要があるからこそ、反射的に反応(カチンとするなど)するものなのです。
大切なのは、この原理を理解して、どうやって対処していけばよいのかですが、これには、人によって本当にさまざまなやり方があるかと思います。
らいおんハートでは、基本的にハートの呼吸法を使い、潜在意識の、見ることが難しい部分に意識を向けていく手法を伝えています。
人によっては、くり返し同じような体験をし、苦しい思いをして、少しずつ歯止めがかかるようになる。また、原因となるものを突き止めることができれば、その時点でさらに楽になる(=現実にいい影響が出る)方もいるかと思います。
私自身は5年前に結婚をしましたが、最初の頃は、ネガティブな感情が噴出すること、またはしそうになることがよくありました。そんなときは、なるべく早め(ときには即座)に呼吸法をして、何が原因で感情が浮上してきたのかをひも解いていきました。
まだ結婚生活が始まったばかりで、関係性が危うくなるのが怖かったというのも大きな理由だったような気がします。
「相手を鏡だと思って」なんて、カチンときている時にはなかなか思えませんが、夫婦だからこそ練って習う相手なのかもしれません。
私たち夫婦は、結婚生活を始める少し前から「カウンセリングアイアム」の手法をお互いに活かしてきました。結果として、今はそれぞれが望む結婚生活を体感できるようになってきています。妻は妊娠5か月になり、妊婦生活に関する記事も解禁になりました!今後、少しずつ綴っていきます。
ご夫婦で「カウンセリングアイアム」の手法を学びたい方がいらしたら、お気軽にご連絡ください。
現在のところ、以下の講習をおすすめしています。どちらのコースも習得する手法は同じです。
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