腎臓不完全~ともに歩くふたり

妻が妊娠をしたこともあり、私も妊婦検診について行ってます。
担当の先生の話を聞くことでさまざまなことがヒントになり、自分の中で捉えていることが点と点が結びつくように納得いくポイントが増えてきました。

今日は腎臓について。実際の腎臓の働きと、潜在意識に埋もれているネガティブな感情との関わりに焦点を当てて書いてみようと思います。

先生が話す内容に「尿蛋白(にょうたんぱく)」という言葉がありました。聞いたことがあるような、ないような言葉ですが、はじめての検診のときに妻に尿蛋白がでていることがわかって、腎臓の専門医にかかることをすすめられました。

診察のとき、妻は大学生のころから尿蛋白があったと少し気楽に話していましたが、産科医の先生は、尿蛋白が出ている状態で妊娠後期になると妊娠高血圧症になる恐れがあるから、そのときは専門の病院に入院してもらうことになります、と少し真剣に話を返してくれました。

それからしばらく私は、腎臓について考えていました。自分の研究の中では、腎臓には今まで溜めてきた心苦しい感情などが眠っていることが多く、それらを癒やしていくことはけっこう難しいということがわかっています。

それでも、腎臓に現れている各種症状が必ずしも過去から溜めてきた感情と結びついているかは、人それぞれに違うかもしれないため、必ずそうだとは言い切れないところもあります。

それではここで、尿蛋白と腎臓の働きについて、ネットで調べてまとめた内容を案内します。

まず尿蛋白について。

尿蛋白とは、尿中にたんぱく質が漏れ出ている状態。たんぱく質は身体に必要な栄養素のため、尿中に排出されることはないそう。それが排出されているということは、血液をろ過するための腎機能が低下している可能性があるとのこと。

次に腎臓の働きについて。

腎臓は血液をろ過して老廃物や余分な塩分を尿として体の外へ排出する、そして、体に必要なものは再吸収し、体内にもどしていく働きをしているそう。その際、血液をろ過するフィルターとも言うべき役割を果たしているのが、「ネフロン」と呼ばれる構造で、一つの腎臓に100万個もあるようです。一つひとつのネフロンは、下の図のように糸球体と尿細管で構成されています。

日々の研究の結果思うところ

腎臓の奥深くに溜まっていく心苦しい感情は、このネフロン(ろ過装置)の部分にも影響を与えうる可能性があると私は考えています。

これは、いろいろな人の身体を観察してきた結果思うことでもあり、また、私自身も腎臓にかなりのネガティブな感情を溜めていたことがあり、数年かけてその感情をほどき、観察して捉えてきた内容でもあるからです。

妻は結局、産科医の先生から腎臓の専門医を紹介してもらって診察を受けました。やはり尿蛋白が規定値よりも出ているとのことで、継続的に観察していくことになりました。

そして、ちょうどそのころ、つわりが本当に少しずつだけど落ち着いてきたこともあって、カウンセリングアイアムの手法を取り入れるようにもなっていきました。

カウンセリングアイアムの基本は、何かしらの症状が出ているときは、ハートの呼吸法をして自分の内側で「なぜその症状が現れているか」を問いかけていくことです。その際に症状に応じて、作用性の高いエネルギーを体内に循環させる呼吸法(エネルギーワーク)を併用することが多くあります。

妻に現れていた症状は、とにかく気持ちが悪く、日中も起きられないでいることも多くありました。私自身が妻に対してできることも多くあったため、サポートをたくさんしていきましたし、妻自身も横になりながらカウンセリングアイアムの手法を継続的に使っていました。それはまるで、胃と腎臓(左側)を二人で大掃除しているかのようでもあり、日々くり返し、気がつけば2カ月も経っていたというような感じです。

そうこうしているうちに、産婦人科での尿検査では、尿蛋白が基準値を下回るようになり、呼吸法の結果が出てきたのかなと、安心するようにもなり、現在に至ります。先日2回目の腎臓内科の診察でも、検査結果は陰性でしたが、もちろん私たちが取り組んでいる内容については先生に話をしておらず、先生の見解をしっかり聴いてきました。

今回は尿蛋白は出ていませんが、腎臓に負担がかかっていくのはこれからですから、1か月ごとに診察を進めていきましょうとのこと。赤ちゃんの分まで腎臓で血液を濾(こ)すことになるから、想像以上に注意する必要があるらしいです。尿蛋白が規定値より少なくなってから、1,2か月。少し安心しだしていた私たち2人にとって、少し釘を刺してくれるかのような先生のアドバイスは、とても貴重なものでした。今後も様子を見つつ心身の調整を滞りなく進めていこうと、2人で気持ちを新たにしました。

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