5分間のハートの呼吸法で作業への集中度と能率を上げる
日常生活を送っていると、おのずと生まれる思いや考えにより、自分の内側が曇ってしまうことがあります。そのままの状態で何かをしても、もちろん問題ないのですが、何かをする前に、5分間のハートの呼吸法を取り入れることで、そのあとの仕事や勉強、さまざまな作業の能率が上がります。
おすすめするのは
◆仕事や勉強、何か作業を始める前
◆一日のはじまり
◆練習を始める前や本番前、など(アスリートの方や演奏する方、歌手の方、演じる方)
またそのほか
◆仕事や勉強などの途中に
◆作業を終えたあと
◆一日の終わりに
ハートの呼吸法をおこなうことおすすめします。
5分間ハートの呼吸法をするとどのようになるか
始業前などにおこなうと:
◇(なんとなく)ざわついていた心が整い、余裕が生まれる
◇何をしたらよいか、より明確になる
◇答えを見つけたいときなど、名案が浮かびやすくなる
◇内側が安定するため、作業の能率が上がる
◇安定した心の状態により、表現が豊かになる、集中力が増す
私たちは普段さまざまなことを無意識のうちにも考え、思いを抱きます。「ハートの呼吸法の効用とその仕組み」のページでも案内しているように、その意識(考えや思い)によって生み出されたエネルギーは体内をただよいます。たとえば、一瞬でもネガティブな思いを抱けばそれらが内側に発生するため、その後の作業の能率にも影響します。
以下の図をご覧ください。
左の図は、
- 実際はやりたくないのに作業をやらなきゃと思い作業に向かうとき
- 朝の喧騒の中を通勤するとき
- 家族間でのちょっとした言い争いがあったとき
- 何かがきっかけとなり気分が落ち込むとき
このようなときの体内の状態を表しています。曇りのようなエネルギーが体内を包み込んでいるため、このような状態では、思考や身体の動き、作業の能率によくない影響を与えます。
しかし、ほんの5分間、仕事や勉強、作業や練習前にハートの呼吸法をするだけでも、右の図のように心身の状態をよりよく整えられます。
※場合によっては、5分間の呼吸法で心身の状態を整えることが難しいときもあります。不安や心配など、少し強いネガティブな感情が体内に残っていて、心身がなかなか整わないときは、10分、20分など時間をかけてハートの呼吸をする必要もあります。
仕事後や一日の終りにおこなうと:
◇心身を整えることができる
◇疲れを残さずに帰宅できる
◇エイジングケアになる、加齢臭を抑える、など
仕事をしすぎたり、悩み事を抱えたままでいたりすると、それが少しずつ心身に影響を与えていきます。人によっては、それがいつの間にか加齢臭となって現れることもあるかもしれません。上記のような作用があるため、ハートの呼吸法を、終業後や一日の終わりに取り入れることもおすすめしています。
ハートの呼吸法のさらなる詳細については、以下のページをご覧ください。
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