オリンピックとコロナの関係:希望は現実になる

最近になって思うこと

まず率直に、私は、オリンピックが開催されて本当に良かったと心から思います。人によってさまざま意見があるかと思いますが、実際に数多くの感動が世の中に伝わったからです。 

オリンピック以前から思っていたこと

私は、オリンピックは絶対に開催したほうがいいと思ってました。理由はいくつかあるのですが、一つは多くの人が関わって準備してきたからです。

そして、これは聖火リレーを見に行ったときに思ったことですが、聖火を持って走るランナーとそれに関わる人、また見る人たちの間に大きな希望が湧き出ていることを感じたからです。

また、オリンピックが一年延期されたことにより、アスリートたちは、非常に難しい環境に置かれ、調整も難しかったかと思います。しかしそのような状況の中から生み出されるパフォーマンスを、多くの人が(テレビを通してなど)見ることによって、ある意味衝撃のような感動を得るだろうと、予測していたからです。

希望は現実になる

「オリンピックが終わって2,3カ月したらコロナの感染者数がけっこう減ると思うよ」

これは、オリンピック期間中に家族でテレビのニュースを見ているときに、私が思わず口にした内容です。妻のお父さんとお母さんがいる前でつい言ってしまい、言ったあとに大丈夫だったかな、という思いもありましたが、なぜこのように思ったかを簡単に説明してみます。

私は、免疫力が下がっている状態だと、感染症にかかりやすい、と理解しています。しかしながら大きな捉え方からすると、オリンピックが開催されて数多くの競技を見ることによって、多くの人が感動し希望を獲得したため、人それぞれの内側の意識が上昇し、それにより免疫力も上がるだろうと、捉えたからです。そして、これが現実に現れてくるまでに、2,3ヶ月ぐらいかかるかと思ったのです。

最近の状況を見ると、オリンピック開催前とその期間中に比べて、感染者数自体は減ってきているため、私の中では、予想よりも状況の展開が早かったので少しびっくりしてる部分もあります。(状況は今後もさまざま変化していく可能性もあるので、引き続き流れを観察していこうと思います)

意識の低下により私たちは減退する

昨年の春のセンバツ高校野球大会が中止になったとき、私が思ったことは、希望が奪われたということでした。

そして、今年に入ってからはとくに、オリンピックの開催が危ぶまれていました。人々の意見がさまざまある中で、一つの意見だけが正しい、ということは難しく、大会を運営する上層部の方にとっても、判断が難しいところがあったかと思います。

また私自身は、個人的な観点ではありますが、絶対にオリンピックが開催したほうがいいと強く思っていました。
当時は、社会全体としてもオリンピックは開催しないほうがいいんじゃないか、という雰囲気もあったように思います。私には、この全体的な状態自体が人々の意識の低下をまねいているように、捉えられました。

これは私の内側で捉えている観点ですが、否定的な思いなどを持ちすぎると、免疫力などが下がり、コロナに感染しやすい状況にもなりえる、と思います。
だからこそ、コロナへの対策が社会的にも浸透してきた今、そして今後は、人々にとって希望を得られることは、なるべく現実化させたほうがよい、と思うのです。やらないほうがよいと物事を片付けてしまうことは簡単ですが、どのようにしたらできるかなと、希望を追ってみることも大切だと思うのです。何かを完成させたときや達成させたときに、内側で体感できるあの感覚は、身体自体をも補強してくれる(人の意識による)エネルギーです。

オリンピックを通して私が考えたこと

上記に案内してきたことは、あくまでも私の個人的な捉え方です。多くのことに対し参考になるかもしれないと思う一方、状況によっては、まだまだ多くの事柄を中止、もしくは延期せざるをえないかもしれません。

このような状況の中でも、私が今捉えていることは、これからはますます社会的にも、一人ひとりにとっても、新しい感覚の中で生きていくことを求められていくのではないか、ということです。

この難しい状況下でオリンピックを開催することは、非常に困難なことが多かったと思います。しかし、類まれなる協調性と変化に対応する機敏さを持ち合わせている日本人だからこそ、無事、終焉にこぎつけることができたのだと思います。

そして、世界の人々に対しても、多くの手本を見せることができたのではないでしょうか。

終わったから結果的に言えることも数多くありますが、私が心から思っていることは、オリンピックを開催していただけて本当に良かったということです。

私自身はといえば、自分が好きな競技をたくさん見ることができ、感動も多く味わうことができ、心から感謝し、満足しています。

ありがとうございました。

2021年9月21日



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